布目のインストール


基本的なインストール

  1. まず、ソースのtarファイルを取得し、展開します。
  2. するとディレクトリnunome-1.1.0ができますので、その下へcdで移動しま す。
  3. configureを実行します。 PDA用を作成する場合は、オプションに--enable-pdaを指定します。
  4. makeを実行します。
  5. root権限で、make installを実行します。

    Xのリソース・ファイルが/usr/local/etc/X11/app-defaults/Nunomeとしてイ ンストールされるので、以下のコマンドでXの標準の場所へシンボリック・リ ンクを張る。

    ln -s /usr/local/etc/X11/app-defaults/Nunome /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Nunome

インストールされるもの

/usr/local/binの下に、実行可能プログラムnnmime, nnmsrvがイン ストールされます。また、文字認識辞書nunome.dicが /usr/local/share/nunomeの下にインストールされます。さらに、Xリソースの ファイルNunomeが、/usr/local/etc/X11/app-defaultsの下にインストールさ れます。

関連ツールnnmtoolsのインストール

辞書への登録を行なうためには、関連ツールをインストールする必要があ ります。

  1. まず、nnmtoolsのソースのtarファイルを取得し、展開します。
  2. するとディレクトリnnmtools-1.0.0ができますので、その下へcdで移動しま す。
  3. configureを実行します。 PDA用を作成する場合は、オプションに--enable-pdaを指定します。
  4. makeを実行します。
  5. root権限で、make installを実行します。

インストールされるもの

/usr/local/binの下に、実行可能プログラムnnmdicman, nnmdivide, nnmsamls, nnmcheck, nnmsampleがインストールされます。


Wnn仮名漢字変換システムを使うようにするには

configure実行時にオプション --enable-wnnを指定します。Wnnのライブラリ があらかじめインストールされている必要があります。

jserverがlocalhost以外で動作している場合は、インストール後、Xリソース ファイルを編集して、Nunome.jserverの値を指定する必要があります。