条件 |
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注意 |
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本インストレーション・ガイドでは、Familiar Linuxインストール直後の状態から、 「式神」PDA版を起動するまでの手順を説明します。
インストールに必要なCFメモリ・カードの容量
iPAQ本体の内蔵フラッシュメモリ | 必要なCFメモリ・カードの容量 |
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32Mbyte | 8Mbyte |
16Mbyte | 32Mbyte |
次の手順では、 CFカードのデバイスは /dev/hdc に見えているものとしています。 CFカードのデバイスが何に対応しているかは、 カード挿入後に dmesg のメッセージを見ることで確認できます。 実際の作業では、確認の上、自分の環境にあったデバイスを指定して下さい。
基本領域1に EXT2 で全てのサイズを割り当てます。
128MbyteのCFメモリ・カードでの作業例を以下に示します。
# fdisk /dev/hdc コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/hdc: ヘッド 8, セクタ 32, シリンダ 978 ユニット = シリンダ数 of 256 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hdc1 1 25 3184 1 FAT12 /dev/hdc2 26 978 121984 83 Linux (このように、既に存在するパーティションが表示されます。 次の手順で、すでに存在するパーティションを削除します) コマンド (m でヘルプ): d 領域番号 (1-4): 1 コマンド (m でヘルプ): d 領域番号 (1-4): 2 コマンド (m でヘルプ): n コマンドアクション e 拡張 p 基本領域 (1-4) p 領域番号 (1-4): 1 最初 シリンダ (1-978, 初期値 1): 初期値 1 を使います 終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-978, 初期値 978): 初期値 978 を使います コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/hdc: ヘッド 8, セクタ 32, シリンダ 978 ユニット = シリンダ数 of 256 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hdc1 1 978 125168 83 Linux コマンド (m でヘルプ): w 領域テーブルは交換されました! ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。 警告: DOS 6.x 領域を作成、または変更してしまった場合は、 fdisk マニュアルページにある追加情報を参照してください。 ディスクを同期させます。 |
# mkfs -t ext2 -m 0 /dev/hdc1 mke2fs 1.18, 11-Nov-1999 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09 Filesystem label= OS type: Linux Block size=1024 (log=0) Fragment size=1024 (log=0) 47104 inodes, 187888 blocks 0 blocks (0.00%) reserved for the super user First data block=1 23 block groups 8192 blocks per group, 8192 fragments per group 2048 inodes per group Superblock backups stored on blocks: 8193, 24577, 40961, 57345, 73729 Writing inode tables: done Writing superblocks and filesystem accounting information: done |
# mkdir /mnt/cf |
# mount -t ext2 /dev/hdc1 /mnt/cf # cp sikigami-ipaq-cf2.tgz /mnt/cf/ # cp sikigami-ipaq-sg101.tgz /mnt/cf/ # cp sikigami-ipaq-ex101 /mnt/cf/ # cp sikigami-ipaq-ex101-cf /mnt/cf/ # sync; umount /mnt/cf |
各ファイルについて
以上で、インストール用CFカードの完成です。
注意 |
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# cd / # mkdir cf # mount -t ext2 /dev/hda1 /cf # /cf/sikigami-ipaq-ex101 |
内蔵フラッシュメモリが16Mbyteの機種の場合 | ||
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シリアル端末が使用できる場合 |
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iPAQがX Windowを起動した後、シリアル端末からrootアカウントでログインします。 上記コマンドを実行すれば、Linux設定ファイルを展開出来ます。 Familiar Linuxの初期状態では、rootのパスワードはrootmeに設定されています。 シリアル端末のボーレート設定等の詳細は http://www.handhelds.org/ をご参照ください。 |
$ su Password: rootme (表示されません) # date MMDDhhmmYY # exit |
2001年 7月 13日 9時 30分の場合
# date 0713093001と入力します。 dateコマンドの詳細は、Linuxのmanを参照してください。
$ su Password: rootme (表示されません) # sync ; reboot |